ファイルメーカーによる電子カルテシステム(山本)
|
昨年5月にFileMakerを駆使して作り上げた電子カルテシステムのデモを見せていただいた、都立広尾病院小児科の山本先生から、最新状況報告がありました。
システムは小児慢性疾患(特に喘息)のトラッキングに特化したもので、既製の病院電子カルテより圧倒的に病状把握しやすく、処方・処置の記録なども自在に表示できます。
また重複入力の無駄とミスを避けるため、検査システム、オーダリングシステムや保険のレセプトシステムとも相互連携しています。
病院の基幹システムは数十億円かけて構築したものだそうですが、山本先生のシステムはXserveやCinema Displayを何台も含む贅沢なシステムとは言え数百万規模のものだそうです。ユーザ一人当たりのコストとなるとどちらが安いかは簡単には言えませんが、実際の診療にシステムが役立っているそうです。
1日に処理するデータ量やアプリケーションの規模と複雑さは、この分野ではおそらく、世界的に見てもトップクラスのFileMakerを用いた業務システムでしょう。
|
|
医療用ルーペで撮る!(渡辺)
|
本業が皮膚科医ということで、皮膚病の診断をするための高精度なLEDランプ付きのルーペを紹介してくれました。NikonのCoolPixシリーズとちょうど口径があうので、拡大した写真を撮れて面白いというお話です。
今回は別に初期皮膚癌の映像を見せてくれたわけではなく、新紙幣のマイクロ文字の写真を見せてくれました。1万円札の表裏にカタカナで「ニ」「ホ」「ン」と3文字ずつがデザインの中に埋め込まれています。コピーとかでは潰れてしまう大きさなんでしょうね。
#位置を憶えて修行したら、肉眼でも確認できるようになりました。
|
|
高速マンションムービー(永山)
|
佐久に借りているマンションの向かいに11階建てのマンションが建つということで、定点観測カメラを使って約1年間工事の様子を1時間に1枚ずつ撮ったそうです。それを繋げてムービーにしたものを紹介してくれました。
Appleの提供しているサンプルコードをちょっと改造して専用のアプリケーションを書いて作ったそうです。右上に時間表示を入れるのと、長短2バージョンを作れるように改造したそうです。
現物のムービーファイルは大きいので、レンタルサーバーに移転するまでは短い方(1日につき12時の映像1枚のみを繋げたもの)を公開しておきます。
|
|
xMemo, NeoOffice/J(高木(たかぎ))
|
xMemoはvCard形式のコメントを使ってiPodに任意のメモを書いておいておくためのツールです。よく使う駅の時刻表を置いておいたり、買い物の備忘録を置いておいたり、使い方は自由です。
NeoOffice/JはOpenOfficeから派生したMac OS X用のFreeのオフィスパッケージです。フォーマットが崩れたりということはあるようですが、いちおうMS Officeの書類を開いてブラウザとして使う事も出来ます。
Javaで書かれているので、立ち上がりが遅かったりということはありますが、G4クラスのマシンであれば、そこそこ使えるようです
|
|
MacとWindows。ココが違う!(予告編)(河野)
|
Mac miniやiPodのHello効果のおかげで、WindowsユーザーがMacに興味を持って来ている事が増えて来ています。そこで、河野さんは「MacとWindows。ココが違う!」ということで、資料をまとめようとしているそうです。
今回は、そういったプロジェクトを始めようとした、動悸やバックグラウンドなどの説明で、「予告編」ということになりました。
Windowsユーザーからの質問を受ける機会も増えるかもしれませんので、河野さんの資料に期待しましょう。
|
|
iPod CMライクな画像を作る(東)
|
iPodのCMは、原色っぽいバックグラウンドに黒い人物と真っ白なiPodが印象的な映像を形作っていますが、それと同じ雰囲気の画像の作り方を伝授してくれました。
ちょっとプロジェクタでは微妙な映像表現の映写が難しかったですが、バックグラウンドの色が公開されていることや、フォントのノウハウ、画像の切り取り方のノウハウなどが紹介されました。専門業者(ipod my photo)というのもあるようですが、Photoshopがあれば割と気楽に作れちゃいます。
|
|