クランプ付小型一脚(上貞)
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100円ショップのクランプを利用した撮影小物の紹介です。
アマチュア写真家の多いTMUGメンバーズは興味津々。クランプの柄の末端にカメラを留めるためのネジを取り付けてあるという、ぱっと見単純ですがなかなか技の必要な作りです。クランプの部分をテーブルに留めると、ちょっとしたミニ三脚よりも安定性が高くなります。
好みに応じてボールヘッドなどを組み合わせると、さらに用途が広がります。作り方も説明していただきましたが、自信のない方には受注生産で対応していただけるそうです。今回は1台をプレゼントとして提供していただけました。
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教養講座1(ガロア体の算数)(永山)
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ネットワーク講座に引き続き、永山さんの教養講座が久々の登場です。今回はガロア体の算数。0と1しか無い世界の算数と、それを実際に利用した例として、データの正当性をチェックするためのCRCコードの話をしました。
ちょっと引いてしまいそうな難しげな言葉ではありますが、中身を見るととても単純で簡単な話です。足し算と引き算が等価になってしまったり、論理回路のExOR一つだけで足し算ができてしまうとか、いろいろと面白い性質があります。
今回は、CRCまでのお話でしたが、さらに話を進めると、エラー訂正符号の話にまで発展できる話題です。今後希望があれば、第二回もあるかもしれません。唐突に出てきた話題ではありますが、知的好奇心の刺激になったのであれば良かったかなと思います。
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OsiriX(山本)
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「OsiriX」というソフトをご存知でしょうか?では「CT」は?「MRI」は? そう、身体の内部を見るための医療用機器です。「OsiriX」は「CT」で採取したデータから画像を生成するソフトです。とは言うものの、我々素人は医療機器の事など殆ど知りません。そこを踏まえて、「CT」と「MRI」の仕組みや違い、最先端の機器の話までわかりやすく解説して下さいました。ソフトとは関係ない質問も飛び出しましたが、そちらもわかりやすく答えていただき、有意義な時間を過ごしました。
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教養講座2(スペクトラム拡散通信とUWB)(山本&永山)
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なぜか、第二次世界大戦の頃のセクシー女優「トンデレロ」の話から始まったコノ話題。実はドイツから亡命した彼女の夫妻は、旦那さんがエンジニアで今日の「スペクトラム拡散通信」の基本特許を持っていたのです。その技術は暗号技術として海軍に売り渡され、この特許は何十年という間、軍の機密として世間から身を隠すことになるのです。
特許の有効期限も切れ、最近802.11bを始め多くの無線通信技術で、マルチパスや混信に強いという特性を利用するために、そこかしこで使われるようになっているのです。ある意味我々が最も身近に感じる無線通信手段は、ほとんどすべてトンデレロの恩恵を受けているとも言えるでしょう。
その後永山さんが出てきて、Ultra Wide Bandの話を補足しました。その名の通り、と〜〜〜〜〜っても広い帯域を使う通信なわけですが、Certified Wireless USBということで、もうしばらくすると製品として買えるようになりそうになってきました。USBということで、480Mbpsを狙った規格になっています。速いかわりに通信距離も短いのが特徴となるのですが、煩わしいケーブルから開放されるのは良いことです。これも今後が楽しみな技術ですね。
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Google Reader(河野)
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最近Googleが始めた新サービスのGoogle Readerの紹介。
なにをするものかというと、サーバーサイドで処理してくれるRSSリーダーです。RSSを登録しておくと、WebインターフェースでいろいろなサイトのRSSをまとめて見られるのは普通のRSSリーダーと一緒です。一応まだインターフェースは英語になってしまいますが、日本語のRSSもホボ大丈夫らしいです。
利用にはGmailアカウントが必要になります。まだβ版ということですが、Gmailアカウントをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。とっても興味があるということでしたら、河野さんに言えばGmainには招待してもらえるんですよね?
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愛知万博報告(谷)
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Expoと言っても、Macworld ExpoじゃなくてExpo 2005 愛知万博のお話です。
今回は谷さんが出演者の一人になって活躍したという(と言っても、参加者は全員出演者になるらしいですし、本人もどこに出ていたのかわからないそうですが...)、三井東芝館のお話しを中心に紹介してくれました。すでに終了した万博のお話なので、追体験はもうできないわけではありますが、ミーティング終了前の短い時間に面白おかしくエピソードを紹介してくれたのでした。
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