2001年のiPod発売より5世代目にして、iPodが動画に対応しました。5世代目のiPod(以下5GiPod)は、HDDは5GBから60GBへと12倍になり、液晶はカラー液晶になって動画対応になりました。
5GiPodの大きな特徴として、動画対応になって事があげられます。動画対応になったことで、ビデオポッドキャストやミュージッククリップ、DVDやTV番組などの動画コンテンツを楽む事が出来るようになりました。iPod用に圧縮された映像は、DVDの映画でも200MB〜300MBくらいの容量ですので、30GBモデルでも100タイトル以上の映画を持ち歩くことが出来ます。自分のもっているムービーファイルなどは、以下のソフトウェアで、iPod用に変換することが出来ます。
Video2Pod
iSquint
MoviesForMyPod
5GiPodの液晶画面は、思った以上に精彩で見やすいものなので、個人用途であれば、そのままでも十分視聴に耐える品質です。大きい画面で見たい場合やみんなで見たい場合などには、プロジェクタやTVにつないで見ることが出来ます。
オプションのUniversal Dockと、Apple Remoteを使用することで、他社製品を使用することなく、iPodをコントロールすることが出来ます。Universal Dockには、ビデオ端子とスピーカ端子がついているので、モニタやスピーカを接続することで、200時間以上の映像を再生できるビデオストレージとしても使用できます。
一人で見る場合や、外出先などで少人数でビデオを視聴する場合には、スピーカとiPodスタンドが一体となった、バード電子のEZISON2が便利です。また、電車などの騒音が多い場所での視聴環境に最適なノイズキャンセリングヘッドホン「BOSE Quiet Confort 2」がマイナーチェンジモデルが発売されました。今回は、特別にボーズ社から試聴機をお借りして、旧モデルや他のヘッドホンとの比較も行いました。
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