米パラレル社の仮想マシンソフトウェアです。Coreプロセッサに搭載された「VT-x」技術をサポートしており、ネイティブに近い動作速度でIntel対応のOSをゲストOSとして動かすことができます。実際、Windows XPやUbuntu Linuxなどをインストールして使っていますが、Celeronチップ搭載のノートPCなどと比べても、ずっと快適に動作します。
ビデオカードはエミュレートですので、Boot Campに比べるとやや速度が落ちますが、それを差し引いても十分高速であり、OSを再起動して切り替えなくても済み、環境のバックアップや再構築なども容易であることなど、使い勝手の面でメリットは大きいでしょう。
ただ、複数の画面で作業するには、MacBookの画面解像度ではやや狭い感じもしますので、外部ディスプレイにつなぎ、リッドクローズド(フタを閉じて利用)モードで使うほうが快適だと思います。
注意点としては、キーボードが英語キーボードを前提に開発されているようで、JISキーボードでは一部の文字が入力できないことです。購入時に英語キーボードを導入するか、外付けの英語キーボードなどをつないで使うなど、やや工夫は必要となります。
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