やっと流通に流れるようになった期待の新製品、iPod touchの紹介をしてみました。
誰かが絶対するだろうと思っていましたが、TMUGとしては意外なほど購入者が少なく(5人程)、私のtouchに出番が回ってきました。「Phoneマイナス電話機能」とか「iPhoneの練習機」などと何かとiPhoneと比較されるtouch。その本質とは? 隠された真実を探る驚異の30分! とついつい書きたくなってしまいますが、3週間ほど朝晩の通勤時間に使った結果に私が感じたこと、それは「これってiPodなんだ」でした。
液晶が大きかろうとSafariが使えようとやっぱりiPodを名乗るだけあって、音楽ファーストな考えに基づいて操作できます。聴きたい曲を見つけるときの、ホイールを回して文字の中から探すという事務的な行為、それをCover Flowでレコードのジャケ買い的ワクワク感を取り込んだという点では新世代のiPod(除shuffle)に共通する点です。touchではそれに加えジャケット写真が常に再生時に表示され、視覚的にアルバムを聴いているという気分になってきます。
操作ロックもボタン1つでok、ボリューム調整等の音楽コントロールなら解除せずにホームボタンの2度押しで即座に可能です。サッとポケットから出して次の曲にスキップ、サッとポケットに戻すという一連の行為がスムーズにでき、少なくともこの点においてはホイールに勝っているのではないかと密かに考えています。classicの160GBという大容量なら別でしょうが、16GB程度の容量ならタッチスクリーンの採用は正解だったと体感できます。
あとはtouchに無線LAN以外の通信機能がついて、Google Mapsやメモ帳、ついでに電話も掛けられれば最強です。そんな機種を早く日本でも買えるようになるといいですね。
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