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HOME活動報告>2007年12月度定例会活動報告

2007年12月度定例会活動報告2007年12月8日

忘年会 騒ぎの前に ひと騒ぎ

2007年12月定例会のトップ画像(中)

Firewire改造Mac用自作スピーカ

嗚呼 Leopard 狂想曲

Leopardの辞書機能

BrickSmith

A-bike

12月8日、代々木八幡区民会館・1階会議室にて12月度定例会が行われました。
 今回はしっかりと準備された充実したプレゼンも2題ありましたし、その後の飛び入りも含め時間いっぱいに充実したミーティングになりました。BeerMUGも忘年会となり、midで1年を締めくくりました。

(報告:TMUGウェブチーム)

Firewire改造Mac用自作スピーカ(山本)

Firewire改造Mac用自作スピーカ

山本Jammerさんが新作スピーカーを見せてくれました。今回はLaCieのFirewireスピーカーをバラシて外部スピーカーをドライブできるように改造したアンプボックスと、AURA Soundのスピーカーを自作のスピーカーボックスに入れたものでした。

アンプボックスにはスピーカーが2系統切替で接続できるように仕立ててありましたので、元のLaCieのスピーカーと、自作スピーカーを切り替えて聞き比べる事が出来るようになっていました。独自のT型フレーム構造の自作ボックスの方が低音はしっかり出ていて迫力があるんですが、中高音の鮮やかさでは元のLaCieのボックスの方に軍配が上がってしまいました。

LaCieのFirewireスピーカーですので、例によって96kHzサンプリングで音を出していたわけですが、アンプ部分が標準のスピーカーに最適化されているという噂もアリ、96kHzで音を出せるデジタルオーディオ接続のD/Aコンバータも紹介してくれました。こちらを普通のアンプに繋いであげると素晴らしい音になるようです。

今回のスピーカーは、どちらにしてもその大きさから比べるとなかなか素晴らしい音が出ていたわけですが、今回の反省を元にもう次の計画も出来つつあるようで、春にはさらなる新作にお目にかかれそうです。


嗚呼 Leopard 狂想曲(太田)

嗚呼 Leopard 狂想曲

続いて太田さんによるPowerMac G4 (AGP)へのLeopardインストールレポートです。

本来Leopardのインストール条件から外れているPowerMac G4 (AGP)にLeopardをインストールする為、涙ぐましい努力と運を味方につけた太田さんがその一部始終を語ってくれました。

Leopardをインストールした方ならご存知の通り、G4 867MHz以上でなければLeopardをインストールする事ができません。頑丈な作りで知られるPowerMac G4を延命するかIntel Macに移行するか悩んだ末、あえてCPU交換の道を選んだ太田さん。その先にはファームウェアのインストールにMac OS 9.2が必要といういばらの道が待ち構えているのでした。

そんな苦難にもめげずLeopardインストール&起動に成功するも、ビデオカードをフル活用するLeopardには当時のRage128には荷が重すぎ、更にはQuickTimeが使えないという更なる試練。ならばビデオカードも交換じゃー! と苦渋の決断をくだす太田さん。さっそくATI 9800 Proを購入するも冷却ファンの不具合が発覚。だがしかし、運を味方につけた太田さんは交換用ファンを発見、無事に対処してしまいました。

幾多の苦難を乗り越えた末に成果をみごと手にした太田さんに感嘆の声があがったのは言うまでもありません。Mac miniの価格と比較するのは野暮というものです。


Leopardの辞書機能(河野)

Leopardの辞書機能

今回は軽くLeopard搭載の辞書機能を紹介してみました。

Tigerから搭載されてる割には全然使われてない辞書。何故なの? と問いかけるまでもなくその理由は日本語の辞書が無かったからですね。その辺りはAppleも反省したのか、Leopardからは英和/和英に国語辞典が追加されて大幅にパワーアップ! やっと日本でも使える辞書になってくれました。

使い方は簡単、アプリケーションフォルダから呼び出して調べたい単語を入力するも良し、調べたい単語の上で右クリックをして辞書で調べるなんて事も出来ます。Cocoaアプリ上でCmd+Ctrl+Dキーを押しながら調べたい単語にマウスカーソルを重ねてもOKです。

何らかの理由で英語サイトの読解という人生の一大事に遭遇してしまった時には頼もしい味方になってくれる辞書、ぜひぜひ活用してみてください。


BrickSmith(永山)

BrickSmith

久々の参加で久々のプレゼン。前回のありた君のmodoに対抗して、スーパーローエンドの3Dソフトで勝負してみました。

BrickSmithという名前からして、レンガを積んで行くようなイメージですよね。しかしレンガではなく、Brickは日本語で言うブロックです。それも塀を作るブロックではなくて、レゴブロックです。そうです、バーチャルレゴ遊びが出来るソフトなんですね。

まずはサンプルで付いてきた宇宙船のデータをお見せしまして、さらにパーツ毎にグループ化して表示できることや、組み立て手順を示すことが出来ることをお見せしました。

最後に鷲見さんのmixi日記が元になって探し出したエピソードから、そこで紹介されたLEGOで球体を作るというデモのデータをお見せして、さらにブロックをいくつか組み合わせてみるデモをして、導入としての紹介を終了しました。たぶんこれだけ見れば、膨大なパーツリストの中から目的に合ったパーツを探し出すことさえ出来れば、相当壮大な物まで作れちゃうはずです。あと問題はそんなことやってはまってる時間があるかどうかですが、これもお正月休みなら何とかなりそうですよね。


A-bike(永山)

A-bike

BrickSmithのついでに、車に乗っていた自転車を持って来ました。Macとはまったく関係ないんですが、珍しいものなので軽くご紹介。今度Super thinなNoteの噂もあることですし、小ちゃい繋がりってことでお許しを。

写真でもわかる通り、超小径の折り畳み自転車です。タイヤ径は6インチ、Apple IIの5.25インチフロッピーよりひと回り大きいだけです。この小径のお陰でタイヤを縦に並べた状態でも幅が30cm少々で済みます。そこに短くなるフレームとくるっと折りたたまるシートポストがするするっと寄って行って、30cm x 66cm程度の物体へと変化してしまいます。

A-bikeという名の通り展開するとAの文字のようになります。その昔Sinclair ZX等のパソコンを出していた発明家サー・クライブ・シンクレア博士の発明品です。5.7kgという超軽量さもあって、サクッと畳んで付属のバッグに収めれば、あっという間に自転車から荷物に変わり、電車にそのまま持ち込めちゃいます。

折畳み展開の手間もかからないというのも売りの一つで、確かに他の折畳み自転車から比べると簡単です。売り文句では10秒で折り畳んだり、展開したりできると言いますが、さすがにそこまでは習熟できてません。

シートも極小ですし、軽く漕いでそのまま惰性で走るということは出来ないのでずっと漕ぎっぱなしですから、そんなに長距離の移動には向きません。あくまでも電車や車などと組み合わせて使う自転車ですね。


●関連リンク


プレゼン資料

(山本さん)


スピーカー

(AURA Sound)


LaCie Firewire Speakers

(Lacie)


24bit DAC SpitFire

(FireStone)


FireStone Audio


Leopard

(Apple)


Radeon 9800 Pro

(ATI)


SpeedStar G4 1.8GHz

(秋葉館)


Radeon用ファン

(Cooler Master)


BrickSmith


A-bike

(Sinclair research)


●今月のプレゼンター

▼山本さん

山本

▼太田さん

太田

▼河野さん

河野

▼永山さん

永山

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