初春は EXPO予想に 花が咲き

心配性の刀祢さんは万一自宅が人災天災で破壊されても大丈夫なようにMacの中の重要データはリモートのサイトにバックアップしてきました。以前にも紹介したBackJackとか例会でプレゼンしてもらったMacserver.jpを利用してきましたが、月額料金が高いのが悩みの種でした。実はこの他にも.Macも加入しているのでアップル製のバックアップソフトBackupも使ってアドレス帳やお気に入りもバックアップしていたのですが、最近になって.Macで使えるディスク容量が10GBに増えていることに気がつきました。おまけにアップル製のBackup3自体も以前より操作性がよく高機能になっているのでした。差分バックアップ（圧縮後）は可能であるのはもちろん、バックアップの時点でのフォルダ構造がそのまま見えるので復元も簡単。

Time Machineの様に更新の都度スナップショットを取るというイメージではないですが、定期的なスナップショットだけ見る限りは、まさにリモートタイムマシンいやリモートTime Capsuleです。

実際は月額500円プラスして20GB（これは破格のお値段！）のスペースにバックアップしていますが、十分に余裕があって安心です。

Time capsuleと同じように初回のフルバックアップは長時間かかりますが、その後の日々の差分バックアップは数分で終わるので気になりません。

.Mac加入者にはベストのバックアップソリューションだと思います。

1月定例会直後に開催されるMWSF2008、そこで発表される内容を参加者で予想してみました。

この手のものは予想している時が一番楽しいものと相場が決まっているので、それを逃す手は無いとばかりに会場のホワイトボードにああでもないこうでもないと書きなぐってみました。

• 新型MacBook Pro
• ライトウェイトMacBook
• iPhone (3G for 日本)
• Mac miniに見えるもの
• MID (iTouch)
• iPhoneアプリ
• iTunes Storeレンタル
• iTunes 7.6
• Apple TV新製品
• iPod with サウンドエンハンサー
• パーソナルサーバ

結果は皆さんご存知の通り。悪くない的中率ですね。

久々に渡邊さんが年末のSharewareの特売セールで入手したと言うHazelを紹介してくれました。クリスマスシーズンはこういったセールが多いので、Sharewareを買うのには好適だそうです。こう言ったプロモーションをしているサイトをリンクに並べておきましたので覗いてみてください。

肝心のHazelですが、これはファイル管理のアシスタントを買って出てくれるようなソフトです。特定のフォルダに入ったファイルをメールのフィルタのようにルールベースで指定して操作する事ができるようになります。例えば「Downloadフォルダに入ったファイルを取りあえず赤いラベルを付けます、７日経ったらそのラベルを橙に変更、３か月経ったらゴミ箱に捨てる」というようなことができるようになります

フィルタの項目も豊富でSpotlightでの検索を使って事細かく指定する事も出来ますし、AppleScriptを起動する事も出来ますので、非常にきめ細かい管理を設定してあげる事が出来るわけです。

なにかと散らかりがちなデスクトップをキレイに保っておくためにもとっても便利なソフトですな。

新年に作ったオーディオアンプを３種類持って来ました。

まずはLA4906という三洋の石を使ったアンプから。これは流行のデジタルアンプではなく、普通にAB級アンプなんですが、その電源電圧を内部でスイッチングレギュレータで生成しており、必要な電圧に電源電圧が追従するような設計になっている面白い石です。そのおかげで消費電力が小さく、最大出力の割に発熱も大変抑えれています。音もなかなかなのでお勧めです。石はたくさん持っているのでお分けできると思いますが、今回の基板はとりあえずバージョンだったので、キット化でも出来たらお知らせしましょう

次にお見せしたのが、LA4902というモノラルアンプです。これは秋月電子で２個セットで300円で売っているものです。いつものようにサクッと切削基板を作りました。ハードオフで買って来たジャンクのベースアンプですので、原価は1050円。これにアンプを組み込んでも2000円しないのでとってもお得です。

3台目はラインドライバICをオーディオアンプに転用したものですが、電源を忘れたので鳴らせませんでした。1.27mmピッチの8ピンのICなので、とっても小さく作れるのが売りですね。また次の機会に鳴らしてみようかと思います。

最後に須藤さんがオーディオ編集ソフトのiZotope RXを紹介してくれました。一般的な編集のデモではなくて、このソフトのスゴいポイントを一点集中で紹介。

なにがスゴい／新しいかと言うと、ノイズ除去なんですね。今回はライブ録音（ギター演奏）中に、紙をいじる音やなにか物を落とした音が入ってしまったものをキレイに取り去るデモでした。

一般の波形編集だと、演奏の音ごとノイズを消す事は出来ても、ノイズだけを選択的に消すのは難しかったわけですが、このソフトはスペクトルを選択的にノイズの物だけを消し去る事が出来るようになっています。今回のデモではプリセットのノイズ除去でキレイサッパリ消す事が出来ましたが、ノイズの種類に応じて学習させたりということもできるようです。レコードからデジタルデータを作成するなんて事があった場合にも、ホコリでポツポツ言うノイズとかが入ってしまってもキレイに消す事が出来そうです。