Macintoshを使って楽器の演奏を録音しプレスCD盤のマスターCD の製作までを説明しました。録音した楽器はヨーロッパの古典楽器「Zither(ツィ ター)」です。これと他の楽器(オーボエ等)を録音・編集・ミキシングを行いマス ターオーディオファイルを作成します。
録音・編集に使用するソフトウェアは、Mark of the Unicorn社 の「Digital Performer」です。これと一緒に Audio Plug-in類を使って音量 や音質、反響音等の効果を加えます。
このオーディオファイルを幾つかまとめてCDアルバム1枚 分のデータとして編集し必要な登録コードデータと一緒にライトワンスCDに焼き、内容のイン デックスシートを印刷添付してプレスCDのマスターCDとなります。この作業に使用するソフトウェアは、roxio社の「Jam 6」 です。このソフトウェアは、CD上の細かいデータの加工編集ができるのは勿論、インデックスシート を印刷できるのがポイントです(Toastでは印刷できません)。
決して高価なシステムやソフトウェアを使用しなくても充分高音質のマ スターCDがMacintoshで制作できる事をデモしました。演奏家は音色にこだわり、エンジニアは音質にこだわり、互いのコラボ レーションでCD盤が作られています。
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