これは Appleの AirTunes機能を活用してより音質で音楽を楽しもうという主旨です。
Mac本体内蔵の Wi-Fiはインターネット等のネットワークに使うので別に USB Wi-Fiアダプターを用意して音楽専用無線として使います。Mac OS Xは複数のネットワークが使用可能なのでこの様な使い方ができます。今回使用した USB Wi-Fiアダプターには内部アンテナが2つあるので安定した送受信が期待できます。
Appleの AirTunes機能は、iTunesで再生される音声を Wi-Fiを通じてディジタル音声信号を AirMac Expressに送信伝送します。AirMac Expressに伝送されたディジタル音声信号自体がシステム内部でバッファリングされるので伝送にともなう劣化の補正が行われます。AirMac Expressから S/PDIF光ケーブルで出力されたディジタル音声信号を用意したD/Aコンバーターでアナログ音声に変換して音声を再生します。
ユーティリティソフトウェアの Airfoil を使用すると iTunes + AirMac Expressでしか使えない AirTunes機能が iTunes以外のアプリケーションからでも音声を AirMac Expressに送る事ができる様になります。また純正の AirTunes機能では Volume Logicが機能しませんが Airfoilを使えば Volume Logicを使った音声をワイヤレス送信できる様になります。
さらに複数の AirMac Expressへルーティングしたり、Mac自体を仮想デバイスとして音声を送信したりできます。
今回使用した Buffalo WLI-UC-G300N(USB Wi-Fiアダプター)は、Windows専用ですが内部に使われているチップのメーカー「Ralink」が Mac用ドライバーソフトウェアをリリースしていて、これの最新版を使うと Macで使用可能になります。
Airfoil Speakersを使うと別のパソコンを無線LANを通じて外部スピーカーとして使用できる様になります(Airfoilと共に使用します)Macintosh、Windows、Linuxの各種OSに対応
Freewareです。外部のMacで再生時に LaCie FireWire Speakersを接続すれば外部スピーカーとして鳴らす事ができます。
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