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HOME活動報告>2004年10月度定例会活動報告

2004年10月度定例会活動報告2004年10月11日

定例会 台風直撃 二日飛び

2004年10月定例会のトップ画像(中)

Centuryの1.8インチHD

FileMaker Proによる電子カルテ「ANNYYS」

iPodを2台つなげてRAID

Flash Movie/Gameサイト

Noise Ninja

10月11日、代々木八幡区民会館・会議室にて10月度定例会が行われました。台風直撃で急遽2日後に振替という事態になりましたが、30名ほどの参加で無事定例会が開くことができました。天災ということで、急な予定変更に無償で対応していただいた区民会館に感謝感謝。事前に決まっていたネタは少なめでしたが、山本先生のアカデミックな話題あり、上貞さんの用意周到なプレゼンありで、今回もきっちり時間ギリギリまで詰まったミーティングになりました。

(報告:TMUGウェブチーム)

Centuryの1.8インチHD(内室)

Centuryの1.8インチHD

"MOより、ひとまわり小さいHDD!!" 外箱にはそう書いてある。CENTURY "Speedzter Litle" 1.8インチのHARDDISK DRIVE だ。 (天面タテヨコの比較です)との注釈があるが、厚みもそう大したことはない。3.5インチFDが5枚入る防磁ケースに入れると少々余裕があると聞けば誰でも具体的なサイズを思い浮かべることができる。同じ1.8HDDの中では小さい部類だ。(写真はiPodとの比較)
他には何もいらない。付属のケーブル(USB2.0)だけあればいい。40GBという容量は、昨今の大容量HDDと比べれば見劣りするかもしれないが、この携帯性には代え難い。外付けHDDを検討中の方は、候補に加えるのも良いだろう。

<捕足>Windows対応となってはいるが、Mac OS9.2.2 では問題なく使用できた。(OS X では未検証)


FileMaker Proによる電子カルテ「ANNYYS」(山本)

FileMaker Proによる電子カルテ「ANNYYS」

先月入会の山本先生が、先日のオリジナルシステムとは別に開発中の電子カルテシステムを紹介してくれました。以下ご本人からいただいた抄録です。


平成16年から17年にかけて、都立5病院が電子カルテ化され、その一つ広尾病院では端末台数700台と数十台におよぶサブシステムが導入される予定である。医事会計およびオーダーリングシステムを発祥とする医療情報システムは、電子カルテ本来の機能であるが、もっとも重要なプログレスノート記載部分に不満、不備が散見される。

そうした電子カルテの現状を踏まえ、外来小児科学会有志による開発中のオープンソース電子カルテシステム「ANNYYS」を紹介した。ANNYYSは操作性と情報のコード化、普遍化を念頭に、入力操作から得られるメタ情報に着目し、情報のグループ化(セグメント化)を行い、問題別、時系列別に診療情報を二次利用できるようにした。同時にカルテの一覧性を高め、スキミング(高速参照)を可能としている。

例えば診療項目のマスター化によって、網羅的な情報入力を促した。また、Problem別にSOAP形式で記入するときの、挿入操作や編集作業、あるいはカレンダー参照操作によって、項目に時系列情報や関連、版管理情報を付加した。追跡項目を患者別にマーキングし、記載情報をコード化および修飾し、データマイニングも可能とした。

このような機能と、ユーザーオリエンテッドなインターフェースを両立するため、ANNYYSはクロスプラットフォームであるFileMaker Proで作成され、構造化されたリレーショナルデータベースとして作成されている。またオープンソース医事会計システムORCAとの連携も可能である。特に今回は演者の担当したプログレスノート記載部分をデモンストレーションを交えて説明した。


iPodを2台つなげてRAID(河野)

iPodを2台つなげてRAID

初回のフロッピーでRAIDが極めて一部で好評な事もあってシリーズ化した何でもRAIDシリーズ、前回のデジカメに続いて今回はiPodでやってしまいました。 (注 : RAIDって何なの?と言う質問は本人に定例会で聞いてくださいな。)

1年の準備構想期間を経てようやく実現にこぎ着けた本プロジェクト、最大の見せ場は、ただiPodでRAIDを組むだけでなく、なんとMac OS Xをインストールして起動してしまうのです。

永山氏の協力(感謝感激でございます)で準備できたPowerBookにiPodをマウントし、ディスクユーティリティでRAID0を組むあたりまでは、あっけなく成功してしまいました。あっけなさすぎて、やってる本人にしか解らないくらい。すごいぜiPodとOS X!

よせばいいのに、そこにOS Xをインストールしようとした辺りから何やら雲行きが... 時間がかかるので、東氏のデモの横でこっそりインストールするはめに。インストールも終了し、どうだっと恐る恐る再起動するも、OpenFirmwareに落ちてしまい、あえなく失敗。次回はどうやって度肝を抜こうか考えつつ、今回のプロジェクトは半分失敗に終わってしまいました。

次回予告 : なんと冷蔵庫と電子レンジでRAIDを! ってのは嘘ですが、ちゃんと考えています、乞うご期待。


Flash Movie/Gameサイト(東)

Flash Movie/Gameサイト

東さんがFlashサイトの紹介をしてくれました。


Noise Ninja(上貞)

Noise Ninja

デジカメでは、センサーの性質上、暗いところで高感度設定で撮影するほど、暗部にノイズが増大します。

高級カメラではセンサー・画像処理エンジン等を総合的に高性能化し ISO最高感度設定でも充分実用になる最適化が施されていますが、中級以下のデジカメではこの補正が充分でなく ISO最高感度ではノイズが残留し、画面のざらつき等画質が低下しているのが現状です。その結果美しい画像を得るためには低 ISO感度での撮影を余儀なくされ、スローシャッタースピード使用で手ぶれによる一層の画質低下が 往々に起きていました。

Windowsでは、ノイズ低減ソフト「Neat image」がありましたが、最近Mac OS XとWindowsで使用できる「Noise Ninja」が発表されたにもかかわらず、 Macユーザーの認知度はまだ低い状態です。

今回の報告では、実際の使用法を見ていただきました。画像を取込み、ノイズ検出ボタンでノイズ情報の取得もできますし、補正ボタンで輝度・クロマノイズの補正および、この処理による解像感の低下を補うアンシャープマスク補正が行われ、プリセットの状態でもほぼ満足できる改善が見られます。またプレビューウインドウを見ながらの精密な補正などの状況も見ていただき、ノイズのかなり多い ISO 800, 1600画像の原画と補正画像を切替えながら比較し、改善状況を見ていただきました。


●関連リンク


Speedzter Litle

(センチュリー)


ANNYYS

(日本外来小児科学会 電子カルテ開発プロジェクト)


iPod

(アップルコンピュータ)


Flash Movieサイト

(flashplayer.com)


Noise Ninja

(Picture Code)


●今月のプレゼンター

▼内室(うちむろ)さん

内室(うちむろ)

▼山本(やまもと)さん

山本(やまもと)

▼河野(こうの)さん

河野(こうの)

▼東(ひがし)さん

東(ひがし)

▼上貞(かみさだ)さん

上貞(かみさだ)

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