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2010年1月度定例会活動報告2010年1月9日

年越して 心機一転 新会場

2010年1月定例会のトップ画像(中)

次世代のエネルギー源は、マグネシウム!?

Mindjet MindManager 8 for Mac

次の世代におけるインターフェース

1月9日目黒区民センター内中小企業センターにて1月度定例会が行われました。
 今回は初の会場でしたがみなさまいかがでしたでしょうか?BeerMUGへの移動時に大量行方不明者を出したりのハプニングはありましたが概ね良い会場だったかなと思います。4月も予約したので、早めに来てお花見するのがお勧めかな。目黒側沿いは見事なはずです。

(報告:TMUGウェブチーム)

次世代のエネルギー源は、マグネシウム!?(山路)

次世代のエネルギー源は、マグネシウム!?

「脱石油」、「低炭素社会」というキーワードが注目を集めています。ところが、今使われている石油や石炭を置き換えるのは、そう簡単なことではありません。

太陽光発電は、家庭用ならともかく、工場や自動車を稼働させるためには不十分。リチウムイオン電池を使った電気自動車は話題になっていますが、リチウムの埋蔵量は少ないため、世界中の自動車を電気化することなどとてもできません。

こうした問題を解決するために、東京工業大学の矢部孝教授が提唱しているのが「マグネシウム循環社会」というビジョンです。海水中に豊富に含まれているマグネシウム(1800兆トン!)を取り出し、太陽光を変換したレーザー(!!)で製錬。できた金属マグネシウムを、自動車や発電所を動かすのに使う(!!!)、というのです。マグネシウムは燃やしても、二酸化炭素やその他の有害な物質を排出しませんし、燃えがらの酸化マグネシウムは太陽光励起レーザーで再度リサイクルすることができます。 かなりぶっ飛んだ計画ですが、矢部教授が開発した淡水化装置のビジネスはすでに始まっていますし、太陽光励起レーザーの出力ももう少しで実用レベルに達しそうです。 SFのように思える世界が、意外なほど身近になってきていることにきっと驚かれるのではないでしょうか。この矢部教授の研究を、山路が『マグネシウム文明論』(PHP新書)としてまとめました。また、"The Magnesium Civilization"というサイトでは、マグネシウム循環社会に関する最新情報やQ&Aを掲載しています。 Macと全然関係ない話ですみません。でも、マグネシウム合金がレーザー製錬で安く作れるようになったら、いろんな電子機器のボディがプラスチックやアルミから、マグネシウムに変わるでしょう(実際、一時期はノートブックのボディにマグネシウム合金を採用するのが流行りました)。マグネシウムを使った高性能な電池も研究されており、これが実現すれば、強力で長時間駆動できるMacBookとかiPad、iPhoneができるかもしれませんよ。

Ustream動画


Mindjet MindManager 8 for Mac(長野谷)

Mindjet MindManager 8 for Mac

「コンピュータは知的生産のための自転車である」とは、昔さる偉い人(うっきー)が言ったことばですが、そのためのソフトウェアの定番がアウトラインプロセッサとマインドマップです。

箇条書き(上→下)のアウトラインプロセッサにくらべ、四方八方に広げて書き込んでいけるマインドマップは、あやふやなアイデアや概念を整理する段階で便利に使える、ブレーンストーミング御用達ソフトウェアです(逆に、きっちり計算したい時にはExcelの表の中で管理したくなります。用途によって道具の使い分けが必要ということです)。

『表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを繋げていくことで、発想を延ばしていく図解表現技法。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。 人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造によく適合しているので、理解や記憶がしやすい。(Wikipediaより)』

ちなみに、「マインドマップ」という言葉は日本国内ではブザン・オーガナイゼーション・リミテッド社によって商標登録されています(以下、TM表記)。

マインドマップ(TM)は、人の話を聞いて整理するような場合にとくに便利です。実際、仕事で(資料ワープロとしての)Keynoteと(ビジュアライズ用ツールとしての)MindManagerを使わない日はありません。

最近では、Mac OS X上でもマインドマップ(TM)のソフトも豊富に登場してきており、よりどりみどり。開発よりのソフト、ビジネス系のソフト、コラボレーション系の機能、オンライン書き出しの機能を持つものなどさまざまです。

Mindjet MindManagerがすぐれているのは、打てば響く快適な応答性。作成できるマップの大きさに制限がないとか、マップの見た目がすっきりしているなどの点。しかし、なんといっても選択の決め手は「AppleScriptへの対応」。新バージョンのv8では、KeynoteやPagesなどのソフトとデータの書き出し/読み込みが行えるようになったり、ユーザー待望のFlash書き出しがサポートされたりと、v6→v7→v8とバージョンアップしてきた中で一番機能アップが著しく、期待しています(その分、値段がかなり高くなったのは気になりますが)。

人からもらった(大量の)データを整理するためにFinder上の指定フォルダ内の構造をマインドマップ(TM)に、ラベルの色を反映しつつ(自動で)図示してみたり、Mail.app上の特定のメールのやりとりをマップに(自動で)プロットしたりして、あやふやなデータを把握しやすくするために日々活用しています。

「猟奇的殺人鬼の部屋には壁一面にマインドマップっぽい資料が貼ってある」とは、TMUGのさる偉い人の発言ですが、それはテレビや映画の見過ぎです。っていうか、特定の映画の話(羊たちの沈黙)だけです。

■Mindjet MindManager 8 for Mac 34,545円 (税込)
http://www.mindjet.com/products/mindmanager-8-mac/overview

Ustream動画


次の世代におけるインターフェース(山本)

次の世代におけるインターフェース

山本先生が次の世代におけるインターフェースについて考える上でいろいろと哲学書に答えを求めた結果を踏まえ熱く語ってくれました。

本を読むときに使われる脳の部位が英語や日本語等の言語で異なる等から話が始まり、他の参加者からも活発な意見が飛び交いました。

とっても頭の体操という感じではありましたが、たまにはこう言うアカデミックな感じも良いですね。音の収録具合はあまり良くありませんが、実際の議論はUStreamの録画をヘッドホンで聞いて見るのがよろしいかと思います。

Ustream動画

Ustream動画


●関連リンク


マグネシウム文明論

(The Magnesium Civilization)


山路達也の「エコ技術者に訊く」

(Wired Vison)


Mindjet

(Mindjet)


●今月のプレゼンター

▼山路さん

山路

▼長野谷さん

長野谷

▼山本さん

山本

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